桜の季節にやんばる路快走 第58回NAGOハーフマラソン


この記事を書いた人 松永 勝利
号砲と同時に一斉にスタートするハーフマラソンの参加者=22日午前9時10分すぎ、名護市陸上競技場

 【名護】第58回NAGOハーフマラソン大会(主催・同実行委員会、共催・名護市、市教育委員会、琉球新報社、沖縄陸上競技協会、NPO法人市体育協会)が22日午前、名護市陸上競技場を発着点に羽地内海コース(21・0975キロ、日本陸連第3種公認)などで開催された。2474人がエントリーした最長のハーフマラソンは午前9時10分の号砲と共に選手が一斉にスタートした。全種目では3240人(伴走1人)が出場し、桜が咲く季節に、風光明媚(めいび)なやんばる路で覇を競った。
 大会にはハーフマラソンのほか、10キロコースに488人と伴走1人、3キロコースは一般83人、親子194人がエントリーした。地元名護市の948人を含め北部からは全体で1179人、県外、海外からは357人が申し込んだ。
 スタート前に開かれた開会式では、名護市体育協会の大嶺真順会長が開会を宣言した。大会長を務める稲嶺進名護市長は「昨年は雪、みぞれが落ちる寒い大会だった。今年は少し気温が下がったが太陽も顔をのぞかせマラソン大会にふさわしい天気になった。素晴らしい記録の出る大会になるのではと期待している。最後まで自分の体力と相談しながら完走を目指してほしい。私もハーフの部に参加し一緒に走りたい」と参加者を激励した。選手代表の安里真梨子さんが元気よく宣誓をした。
 この日は青空が広がる好天に恵まれたが肌寒く、ランナーは防寒対策をした上でレースに臨んだ。10キロコースは午前9時、3キロコースは同9時20分に出走した。【琉球新報電子版】