浜田漁港にミジュンが回遊していて、10キロのオニヒラアジや2キロオーバーのカツオが釣れたとの情報が入った。1月22日、夜明け前に偵察に出掛けた。
既に外海側のテトラ周辺には十数人の釣り人がいて、夜が明けるとさらに多くの釣り人がやって来た。大物はヒットしないので、いったん用事を済ませて午後2時前に戻ってみると、漁協前にたくさんのファミリーが集まっていた。
釣れているのはミジュンに比べウロコの硬いハララー。釣り方は簡単で、ハララーの群れの先にサビキ仕掛けを投げ入れて、棚に合わせて1~3秒待って仕掛けを巻くだけでよい。
1匹ヒットしても、同じ調子でそのまま巻き上げてくる途中で、2匹、3匹と魚が掛かってくる。しかし、海面から抜き上げる時に1匹、2匹と外れて逃げたりすることも多い。
那覇市からやってきた桂守弘さんファミリーの長男・成輝君は次々にハララーを釣り上げ、1時間ほどで晩のおかずには十分な魚を釣った。浜田漁港にはハララーやミジュンの群れが入っていて、それを狙って大物も釣れるので、多くの釣り人が訪れている。それに伴い、ごみや迷惑駐車も増えているのでマナーを守って釣りを楽しみたい。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)