産業廃棄物管理型最終処分場 1年遅れ 県、19年度使用開始へ


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 【名護】県が民間と共同で名護市安和に整備する「産業廃棄物管理型最終処分場」が2019年度に使用開始される予定であることが分かった。17年5月にも着工し、18年度末に完成する見通し。事業費圧縮のために計画を見直す作業に時間を要したため、当初計画より約1年遅れる。同処分場で産廃処分に使った水を浄化した後の放流水(処理水)は、市が管理する名護下水処理場(市港区)を共同汚水処理施設として整備して受け入れる計画だ。

 事業費は30億円余、埋め立て面積は約1万3600平方メートル。市港区の公民館で25日、放流水受け入れに関する市民説明会が行われ、県や市が区民らに、放流水は浄化されるなど影響はないと説明した。