キングス、新潟戦闘志 あすから沖縄市体育館


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新潟とのホーム2連戦に向けて実戦形式の練習を行うキングスの選手たち=26日、宜野湾勤労者体育センター

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは28、29の両日、沖縄市体育館に新潟アルビレックスBBを迎えてホーム2連戦を行う。キングスの選手たちは26日、宜野湾勤労者体育センターで新潟戦を想定した練習をこなし、勝利を目指して汗を流した。

 キングスは富山とのアウェー戦(21、22日)で、最終盤での逆転負けと22点差の大敗を味わった。主将の岸本隆一は富山戦を振り返り、「チーム状態が良くなかったし、受け身に回ったことが敗因だった」と分析した。そして、「アグレッシブではないゲームを2日間やってしまった」と反省している。

 富山戦では選手間の意思疎通ができず、攻守の両面で崩れる場面が多かった。伊佐勉ヘッドコーチ(HC)は「連敗でみんな危機感を抱いている。練習からコミュニケーションを取ることを心掛けた」と修正に取り組んでいることを強調する。

 新潟には経験豊富なガードと得点力の高い外国籍選手が所属している。岸本は「チャレンジャーの気持ちで立ち向かう」と闘志を燃やし、伊佐HCは「勝利をつかめるように、いい準備をする」と誓った。