市の特産品一堂に 沖縄市産業まつり きょうまで


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ヤギ肉を使ったレトルトカレーを試食する来場者=28日午前、沖縄市比屋根の県総合運動公園

 【沖縄】「肝(ちむ)ドンドン!数ある名品ここにあり」をテーマに、第40回沖縄市産業まつり(同実行委員会主催)が28日、県総合運動公園体育館と周辺広場で始まった。100のブースに、地域の自治会や事業者が出店し、沖縄市の特産品や工芸品を目当てに集まった来場者らでにぎわった。29日まで。

 沖縄市の姉妹都市山形県米沢市や愛知県東海市など県外からの出店ブースエリアでは、米沢牛やミカンなど他県の名産を求める人で行列ができた。体育館内のものづくり体験エリアでは、織物やしっくいシーサー作りなどを楽しむ親子の様子が見られた。

 市内の高校生とオキハムが共同開発した「ザ・山羊(やぎ)カリー」を買った島袋リュウブライアンさん(9)=山内小3年=は「少し辛かったが、ヤギ肉も軟らかくておいしく食べられた」と笑顔で話した。