わんぱく小鬼 福を呼ぶ きょう節分 那覇、園児ら豆まき


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「鬼はそとー」と、元気よく大きな声で豆を投げる園児たち=2日午前、那覇市安謝の風のうた保育園(諸見里真利撮影)

 3日は節分の日。那覇市安謝の風のうた保育園(知念みね子園長)では2日、一足先に園児らが節分の歌を元気よく歌い、豆まきを楽しんだ。鬼を前に恐怖で泣き出す園児も。最後は鬼と仲直りし、園児らの笑顔がはじけた。

 保育士が豆まきの由来を説明し、知念園長が「(友だちにいじわるしてしまう)心の鬼も追い出そう」と語り掛けた。園内で赤鬼と青鬼を見つけると園児らは一斉に豆まき開始。保育士にしがみつき泣きじゃくる園児や「大丈夫」と心配して鬼の頭をなでる園児もいた。

 岩井笑里(えみり)ちゃん(4)は「最初は怖かったけど仲直りできて良かった」と話した。武藤皐乃祐(こうのすけ)ちゃん(4)は「鬼と握手したよ」と満面の笑みを浮かべた。