校歌探訪 宜野湾市立志真志小学校


この記事を書いた人 Avatar photo 斎藤 学

 宜野湾市の南側、県道330号から200㍍ほど西に進むと志真志小学校がある。周囲は市街地ながら木々に囲まれており、校歌1番の「真澄(ますみ)の空に昇る陽(ひ)が緑あやなす丘に映え」という歌詞に合っている。周年を迎え、現在は校舎の建て替え工事が進む。
 人口増加に対応するため、宜野湾小と嘉数小から分離し、誕生した。1982年4月、全校生徒1081人で開校した。創立周年記念誌によると、4月以降も工事が続いていたほど、慌ただしい幕開けだった。
 開校直後に当時の宮城真英校長が地元出身で元教員の普天間朝英氏に校歌の作詞を依頼した。「運動会に間に合わせたい」という強い要望を受け、普天間氏は引き受けることを決めた。