サッカーの沖縄SV(エスファウ)は10日、県庁で会見し、2017シーズンの新体制を発表した。昨季のリーグ戦全勝優勝などの好成績により、今季から県サッカー協会の推薦で県3部リーグ北から飛び級での県1部(10チーム)昇格が決まった。2年目へ向け高原直泰代表取締役兼監督兼選手は「日本フットボールリーグ(JFL)入りが最大のミッションだ」と述べ、あらためて決意を示した。
会見ではオフィシャルユニホームのサプライヤーとしてヨネックスと契約が決定したことや新ユニホームも紹介された。昨年からオフィシャルパートナースポンサー契約を結んでいるシーエー・アドバンスは、インターネットによる生放送やインターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングでの成果を報告。継続することを示した。
会見に参加した県サッカー協会の屋富祖繁幸副会長は、初参加となった沖縄SVの16シーズンの戦績を振り返り、「圧倒的な勝利と破壊力があった」と絶賛。飛び級で1部に参入することについて、「強いチームには上に行ってもらいたい。沖縄SVが上位に行くに従って、沖縄全体がレベルアップする」とさらなる活躍に期待した。【琉球新報電子版】