26日に日本舞踊公演「コノカイズム」 事前に魅力紹介


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日本舞踊や琉球舞踊について語る(左から)花柳寿美藏さん、藤間仁凰さん、宮城小寿江さん、猿若清三郎さん=1月18日、宜野座村文化センターがらまんホール

 【宜野座】紋付きはかまのシンプルなスタイルで日本舞踊を披露する「弧の会」メンバー12人による公演「コノカイズム」(主催・宜野座村)が26日、宜野座村文化センターがらまんホールで催される。ゲスト出演で琉球舞踊の世舞会と玉城流てだの会と喜納の会による「松竹梅鶴亀」も披露される予定だ。

 さまざまな流派がある日本舞踊。各流派から鍛錬を積んだ日本舞踊家12人が日本舞踊を広めるためにつくったのが「弧の会」。メンバーは創作の演目を積極的につくるなど、伝統を守りながらも日本舞踊の魅力を広めるため挑戦を続けている。

 弧の会の猿若清三郎さんと藤間仁凰さん、花柳寿美藏さんが1月18日、がらまんホールでトークショーを行い、日本舞踊の特徴や歴史、所作などを説明しながら、日本舞踊の魅力を話した。特別ゲストとして宮城流豊舞会宮城豊子琉舞研究所師範の宮城小寿江さんも加わり、日本舞踊と琉球舞踊の違いなども話し合った。トークショーでは実演を交えながら、日本舞踊や琉球舞踊の所作なども説明した。

 弧の会のメンバーは「この時代に日本の文化を楽しんでもらえるように弧の会は活動している。多くの人に楽しんでほしい」と公演の来場を呼び掛けた。

 公演「コノカイズム」は2月26日午後1時から宜野座村文化センターがらまんホールで。チケットの料金は一般が2500円(当日は3千円)、大学生以下が千円。チケット予約や問い合わせはがらまんホール(電話)098(983)2613。