コラソン接戦を制す トヨタ自動車東日本に26―25 日本ハンドボールリーグ


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは18日、愛知県の刈谷市体育館でトヨタ自動車東日本と対戦し26―25の接戦を制した。今季の成績は7勝6敗1分け。

 試合は序盤から両チームともにエースプレーヤーを中心とした接戦を繰り広げた。コラソンは追い掛ける展開が続いたが3点差以上に離されることなく、前半を13―13の同点で折り返した。

 石川出や趙顯章の両エースに加え、水野裕紀選手権監督らが攻撃のパターンを変えると、後半10分ごろからコラソンが1点先行する流れを作り出した。

 トヨタ自動車東日本も守備ラインを高めて重圧を強めたが、後半24分ごろに選手1人が退場した。コラソンはこの機を逃さず冷静に加点し、相手の猛攻を粘り強い守備とGK内田武志の好セーブで振り切った。

 トヨタ自動車東日本とは昨季2敗で負け越し、今季の前半戦は引き分けだった。2016年12月の第68回日本選手権では、準々決勝で4強進出を阻まれた相手だっただけに、終了と同時に選手全員がガッツポーズと満面の笑みで喜んだ。【琉球新報電子版】