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進化系ベーゴマ「ベイブレード」 沖縄県内大会に長蛇の列

大会で対戦玩具「ベイブレードバースト」を回し、コマの強さや持久力を競う子どもたち=1月22日、北谷町美浜の「CARD BOX 北谷店」

 日本の伝統的な玩具ベーゴマを現代風にした対戦玩具「ベイブレードバースト」が、小学生を中心に人気を集めている。沖縄県内の大型スーパーや玩具店では定期的に大会が開かれ、開始前から子どもたちが長蛇の列をつくる。三つの部品を組み合わせて好みのコマをつくる独創性と手技が勝ち負けに影響するスポーツ的な要素が、デジタル機器に慣れ親しんでいる世代の心を捉えている。

 ベイブレードはタカラトミーが1999年に発売し、2008年に「第2世代」と呼ばれる進化型を発売した。激しくぶつかり合うとコマが解体する機能を入れた「第3世代」が15年7月に発売され、売り上げは700万個に達している。コマは151種類ある。

 1月下旬、北谷町美浜の「CARD BOX北谷店」で開かれた大会は48人が2時間熱戦を繰り広げた。大半は小学生男子。対戦は1対1で、専用の競技場から相手のコマをはじくか、ぶつけて解体させるか、回転時間の長さで勝敗を競う。同店は昨年8月から月2回程度大会を開き、平均30~40人が参加。1月8日は過去最多の74人が集まった。

 各地の大会に出場している美東小4年の角脇俊太郎君=沖縄市=は「最強の組み合わせだと思ったけど、相手が僕を超えるコマを持っていた」と悔しさをにじませつつ「もっと頑張らないと」と気を引き締めた。

 昨年9月の大会に参加した金城小3年の上原颯太君=那覇市=は「全力でシュートができた。練習の成果が出た」と声を弾ませた。

 イオン南風原店は昨年9月から月1回、大会を開いている。整理券を配り参加者を募るが、朝から行列ができ午前9時すぎには定員に達するという。サンエー那覇メインプレイスの玩具売り場も売り上げが好調で16年は前年比2倍だった。

 おもちゃに詳しい玩具ロードワークスの豊永盛人さんは「コマの組み合わせを考えるところに実験のような面白さがある。対戦相手が必要なのでコミュニケーションツールになっていると思う」と分析した。



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