2月19日、西崎一文字を会場にジャパンカップクロダイ沖縄が開催された。参加者74人は通称L文字となべ堤に分かれ、対象魚のチヌ(クロダイ)を狙った。
チヌ釣りは荒れた天気の方が釣れることが多いが、大会の日は好天となり、チヌ釣りには厳しい天気となった。開始早々、なべ堤でベテラン選手に居付きのチヌらしき魚がヒットしたが、足下に潜られハリス切れ。その後は付けエサも取られない厳しい状況が続いた。
各選手は仕掛けを這(は)わせたり、際を狙ったり、遠投したり、仕掛けを細くしたり、餌を変えてみたりとさまざまな工夫をしたが本命のチヌは釣れず、他魚の釣果で競う結果となった。
多くの選手が他魚も釣れない厳しい状況の中、L文字に渡った仲本等選手は手前のカケアガリを狙ったり、遠投したりして、イスズミを前半に2匹、後半に1匹とコンスタントに釣り上げ、優勝を決めた。主な結果は次の通り。(敬称略)
▽1位・仲本等(イスズミ3匹。1.82キロ、L文字)
▽2位・中村勝太郎(オジサン、0.46キロ、なべ堤)
▽3位・比嘉将和(タマン、0.40キロ、L文字)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)