高校生、教授と哲学対話 てつがくカフェ、起業家・仲田さん参加


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仲田洋子さん(右端)の話を聞き、話し合う河野哲也教授(左から2人目)ら=23日、那覇市天久の琉球新報社の食堂「うちゆくい」

 新報小中学生新聞りゅうPON!で連載中「てつがくカフェ」のコーノくん(河野哲也・立教大教授)と東京大学大学院の梶谷真司教授、立教大などの学生7人が23日、那覇市天久の琉球新報社の食堂「うちゆくい」で、高校生起業家の仲田洋子(ひろこ)さん(17)と哲学対話を行った。河野教授らは、仲田さんから起業したきっかけやそこから得た学びなどを質問し、地域を豊かにするために必要なものは何か考えを深めた。

 河野教授らは、哲学を通した地域創世教育のため来県。27日まで県内各地で哲学対話を行う予定だ。仲田さんとは「地域で活動をする人が本当に求めている支援は何か」「何が子どもや地域のためになるのか」について話し合った。

 立教大3年の中村日香さん(21)は「自分らしく生きることについて考えさせられた」と話した。

 25日には「第3回りゅうPON!てつがくカフェ」が午後2時から、琉球新報社で開かれる。参加する親子を募集している。参加無料。問い合わせ・申し込みは琉球新報NIE推進室(電話)098(851)5190、メールnie@ryukyushimpo.co.jpまで。