座り込み市民排除し、砂利搬入 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
工事を止めようと座り込んだが機動隊に強制排除される市民=2日午前9時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で2日午前、工事に反対する約70人が米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に座り込んで抗議の声を上げた。工事用車両の搬入時には機動隊約40人が座り込む人たちの体を抱えて強制排除した。機動隊が強制排除してる間に、砂利などを積んだ大型車両7台がゲート内に入った。
 大浦湾では汚濁防止膜の海底基礎となる大型コンクリートブロックを投下する準備が進められている。工事に反対する人たちは抗議船3隻、カヌー9艇を出して抗抗議している。【琉球新報電子版】

機動隊が座り込む人たちを強制排除しゲートが開くと、基地内に入っていく砂利を積んだトラック=2日午前9時過ぎ、名護市