コラソン大敗 豊田合成に17ー24 日本ハンドボールL


社会
この記事を書いた人 新里 哲

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは4日、那覇市の県立武道館アリーナ棟で今季最終戦となる豊田合成戦に臨み、17―24で大敗した。

 前半はセットプレーからの攻撃を展開したが、形を意識しすぎて縦への攻めよりパスワーク中心となった。豊田合成の守備を崩せず単発のロングやミドルシュートで打たされると、素早く攻め込まれ失点を繰り返した。
 守備では相手ポストと左45度、左サイドの連係でスペースをつくられてサイドからフリーで飛ばれ、得点を許した。前半15分ごろから連続5失点で相手に主導権を奪われた。守備ではポストが絡んだ相手の個人技には反応できていたが、切り込まれた際のカバーが後れ、シュートを許した。
 前半6―12で折り返した後も苦しい展開が続いた。牧山仁志が厳しい角度から気迫あふれるサイドシュートを決め、内田惠介が石川出と絶妙なポストプレーをみせる場面もあった。だだ、流れを変えるにはいたらず、今季最終戦を勝利で終わることはできなかった。
 水野裕紀選手兼監督は試合終了後「この悔しさを糧に(来季は)絶対に優勝するので、これからも応援お願いします」とあいさつした。
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