工事車両10台余が基地内入構 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
座り込む市民らを排除し工事車両の通路を確保する機動隊員ら=14日午前9時前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】13、14日と連日続く雨の中、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らの抗議行動が続いている。14日は米軍キャンプ・シュワブゲート前で市民約50人が雨具を着用して座り込んだ。県警の機動隊員らが排除して工事車両の通路を確保し、午前9時ごろに岩ズリを積んだダンプ、コンテナを積んだトレーラーなど計10台余が基地内に入った。
 一方、大浦湾海上では同日午前、汚濁防止膜の設置作業などは確認されていない。沖縄防衛局の旗を掲げた船が海上フェンスの補修作業や海底調査などを実施している。基地建設に反対する市民らは抗議船2隻で作業を監視した。【琉球新報電子版】