琉球大学観光産業科学部(下地芳郎学部長)と日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)は17日、グローバル人材の育成などを目的にした包括連携に関する協定書を締結した。JTA側から講師の派遣や施設見学会を実施するほか、人材育成を通じて旅行商品の開発なども共同で手掛けていく。
JTAは琉球大が2015年度から実施している「沖縄21世紀ビジョンを担うグローカルサービス経営人材の育成」プロジェクトの一環で、丸川社長が琉大生に講義したり、インターンシップ(就業体験)を受け入れたりするなど、琉大の人材育成に協力している。17日、琉球大で会見した丸川社長は「将来を見据えた価値創造型のプログラムをつくっていきたい」と話した。