オオウナギ“確保” 柳子君(那覇小1年)1メートル超


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オオウナギを抱える柳子蓮音君=11日、名護市の屋部川(柳子さん提供)

 【名護】沖縄県名護市の国道58号の横を流れる屋部川で、推定1メートルを超えるオオウナギが11日、発見された。家族らと那覇市から名護市を訪れた柳子(やなご)蓮音君(7)=那覇小1年=らが見つけた。発見時は干潮で、川の水位が低く、オオウナギの体の一部が水面から出ていたという。

 柳子君は近くの飲食店「ナイスネス(niceness)」を訪れていた。すると潮が引いた屋部川で大きな生物を発見した。「ママ、何かいる」。柳子君は靴と靴下を脱ぎ捨て、生物に近づいた。そして、大きなオオウナギを抱えて動かそうとするも、オオウナギの重量と表面のぬるぬるで、動かすことができなかった。

 騒ぎを聞いた近隣の瑞慶山良宏さん(59)がオオウナギを浅瀬に運び、写真を撮影した。その後、川の深い場所に連れて行くと悠々と泳いでいったという。

 柳子君は「ぬるぬるして気持ち悪く感じたが、怖くはなかった」と笑いながら話した。瑞慶山さんは「長年、ここに住んでいるが、初めてオオウナギを屋部川で見た。驚きだった」と話した。