島袋小4人の野球部、初試合が実現 父母らと対戦


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試合後、笑顔で記念撮影をする野球部員と地域の大人たち=4日、北中城村立島袋小学校

 【北中城】「野球の試合をさせてあげたい」との呼び掛けに地域の大人たちが集結した。北中城村立島袋小学校(新里誠校長)の野球部員は現在4人。部員不足を大人がカバーし、親善試合が4日、実現した。

 4人は、喜屋武宏章コーチの下で、大好きな野球の練習に打ち込み、頑張っている。比嘉岳洋(たけひろ)君(5年)、我喜屋雄大君(4年)、石川來翔(らいと)君(同)、石川吏衣翔(りいと)君(2年)だ。

 部員が少ないため公式戦にも出場できない。父母や先輩、村教育委員会(森田孟則教育長)からメンバーが集まり試合を行った。

 試合後、満足顔の部員たちはボールをプレゼントされ「試合ができてうれしい。楽しかった。部員がもっと増えてほしい、これからも野球の練習を頑張っていきたい」とニッコリほほ笑んだ。
(喜納綾子通信員)