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玉城海伍、猛追トップ 全琉アマゴルフ第2日

 第55回全琉アマチュアゴルフ選手権(主催・県ゴルフ協会、琉球新報社)は28日、名護市のカヌチャGC(パー72)で行い、一般の部(6887ヤード)は予選ラウンド第2日を65の好スコアで回った玉城海伍(大阪学院大)が通算145の1オーバーで首位に躍り出た。この日73で通算151の7オーバーとした多良間伸平(宮古総実高)が2位。初日単独首位の富本虎希(興南高)は78と崩れ、通算153の9オーバーとし、順位を3位に落とした。女子Bの部(5899ヤード)は81の津波古味寿乃(ベルビーチ)、ミッドシニアの部(6476ヤード)は80の砂邊松福(沖縄CC)が予選首位に立った。一般は上位60選手、ミッドシニアは上位36選手、女子Bは出場8選手全員で30日の決勝を行う。

◆爆発65 5差巻き返す


4番ホールでアプローチショットを放つ玉城海伍=28日、名護市のカヌチャゴルフコース(具志堅千恵子撮影)

 1イーグル7バーディー2ボギー、7アンダー65の猛チャージで、玉城海伍(首里高―大阪学院大2年)が単独首位に躍り出た。トップを5打差で追う2日目、ショットの不調を補う絶好調のアプローチとパッティングで「調子の割に、出来過ぎ」とスコアを大きく伸ばした。速いグリーンとその傾斜を知り尽くしたホームコース。「予選2日目で崩れる人は相当数出る」との読み通り、しっかり巻き返した。

 強風の初日から一転、風のない午前中で「伸ばそう」とバーディーで好スタートした。圧巻は直後の11番(302ヤード、パー4)だ。2打目はフェアウエーからの残り96ヤード。角度52度のクラブで狙ったアプローチがホールインとなった。これで勢いが出て、前半を30で回った。ショットのコースを「ピンポイントで」狭く狙って失敗した初日の反省から、ショットの着地点を絞りすぎぬよう心掛けた。グリーン周りではさえわたり、7バーディーのうち、ベタピンは1ホールだけ、残り六つをパッティングの技術力で取った。

 日本男子代表のオーストラリア遠征から戻ったばかり。大会がホームのカヌチャ開催と知り「地元で優勝したい」と久しぶりに乗り込んだ。松城中時代に最年少優勝を果たした思い出の大会でもある。「優勝は簡単じゃない。一生懸命プレーする」と気合十分で30日の決勝を迎える。(石井恭子)