校歌探訪 豊見城市立伊良波中学校


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 豊見城市を一望する市伊良波の高台に位置する伊良波中学校は、1986年4月1日、大規模校となっていた豊見城中学校から分校する形で開校した。西側を望めば瀬長島や慶良間諸島が見渡せ、眺望の豊かさは市内の公立学校の中でも随一だ。
 校歌でも「松風そよぐ高台に」「眺めは広し志茂田原」「大海原を遥か見て」など、景観の良さを示す表現が随所に盛り込まれている。初代校長の上間幸弘氏が作詞し、西原高校マーチング部の顧問で活躍していた大城政信氏が作曲した。
 開校10周年の記念誌によると、校歌選定委員会を立ち上げ歌詞を公募すると約15点が集まったという。