中城でタウンミーティング JFA、選手らと意見交換


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 【中城】日本サッカー協会(JFA、田嶋幸三会長)は1日、中城村の吉の浦会館で選手や関係者と意見交換する「サッカーファミリータウンミーティング」を開いた。約70人が参加し、現場の課題や悩み、要望を伝えた。

タウンミーティングで田嶋幸三会長の話に耳を傾ける出席者=1日、中城村の吉の浦会館

 意見交換会では、県内ではプレーできる場所が限られていることや、キャンプ誘致に施設の維持管理など不安要素があることなどが議論された。県が那覇市で計画するサッカー専用スタジアム建設の早期実現を求める声もあった。

 日本サッカー協会の田嶋会長は「行政を後押しするために、県民の機運を高めていく必要がある」と指摘した。中学生らに対し「沖縄はいい選手が多いので競争しながら、サッカーを続けてほしい」と語った。

 県サッカー協会の具志堅朗会長は「挙がった意見を議論し、次のステップに進みたい」とあいさつした。両協会は2日、タウンミーティングでの意見や要望を集約し、具体策を協議する。