琉球大学が2学部を改組 来年度から 法文⇒人文社会、観光産業⇒国際地域創造


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 琉球大学は2018年度から、法文学部と観光産業科学部を改組し、新たに人文社会学部と国際地域創造学部とする計画を発表した。新旧2学部の合計定員は545人のまま増減はない。入試の受験科目も選択方法などが変わるが、担当者は「今春の受験科目でも対応できる」としている。

 人文社会学部は定員200人で国際法政学科(80人)、人間社会学科(80人)、琉球アジア文化学科(40人)となる。入試は学科ごとに行い、2年次から専門的に学ぶ「プログラム」に配属される。

 国際法政学科には法学、政治・国際関係学の2プログラム、人間社会学科には哲学・教育学、心理学、社会学の3プログラム、琉球アジア文化学科には歴史・民俗学、言語学、文学の3プログラムがある。

 国際地域創造学部は定員345人で国際地域創造学科のみ。

 昼間主コース(265人)に観光地域デザイン、経営、経済学、国際言語文化、地域文化科学の5プログラム、夜間主コース(80人)に経営、経済学、国際言語文化の3プログラムがあり、いずれも2年次から配属される。