バヤリースにシークヮーサーが登場 沖縄県産使用


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「沖縄バヤリース シークヮサー」をPRする大城勉JAおきなわ理事長(左から2人目)、川合聡アサヒオリオン飲料社長(同3人目)ら=3日、那覇市のJA会館

 バヤリースブランドの清涼飲料水を販売するアサヒオリオン飲料(浦添市、川合聡社長)は4日、沖縄県産のシークヮーサー果汁を使った新しい清涼飲料水「沖縄バヤリース シークヮサー」を県内で発売する。バヤリースブランド初のシークヮーサー飲料となり、同社は12月までに500ミリリットルペットボトル換算で100万本の販売を目指す。

 新商品は本島北部地域で生産されたシークヮーサー果汁を3%使い、酸味と甘さのバランスを追求した。

 川合社長は「県民的果実飲料ブランドのバヤリースから満を持して出す。爽やかな果実のおいしさを楽しんでもらえる」と新商品の出来に自信を示した。新商品は通年販売を予定する。

 シークヮーサー果汁を供給するJAおきなわの大城勉理事長は「シークヮーサーの活用の幅が広がり、農家の生産意欲拡大につながる」と語った。希望小売価格は500ミリリットルペットボトルで140円、350グラム缶で115円(いずれも税抜き)。