県中小企業家同友会は2017年の合同入社式を4日午前、南城市のユインチホテル南城で開いた。35社104人が参加して各社の代表者から辞令を交付され、社会人生活の一歩を踏み出した。
式典で同友会の小渡玠(かい)代表理事は「沖縄経済の好調が続く中、選ばれた皆さんの入社を歓迎する。社会人生活に緊張や不安もあるだろうが『自分はできるんだ』という期待を持ち、頑張ってほしい」と激励した。
新入社員を代表し、近代美術の下地和也さんは「不安もあるが若さとやる気は人一倍あり、積極的に取り組む」と決意を新たにした。 スタプランニングの屋嘉部唯さんは「失敗もするだろうが、それを糧にして成長していきたい」と活躍を誓った。
新入社員らは、ビジネスマナーやグループ討議などを行う合同の新入社員研修を受けた。
県中小企業家同友会の合同入社式は1989年から続けている。【琉球新報電子版】