人材派遣会社の「1111人力銀行」の調査によると、台湾の青年層(21~30歳)の平均月給はわずかに2万6614元(9万5千円)であることが分かった。
就学中のアルバイト生の月額平均月給が2万2857元で、青年層の給料とほぼ変わらないことも明らかになった。
青年層の仕事上の不満で、最も大きなものは「給料が低すぎること」で77・3%だった。その他、「労働時間が長すぎる」が33・3%、「若者に回す仕事のチャンスが少なすぎること」も29・2%に上った。
生活の不満では「貯金もできず、家も買えない」というのが78・7%、「物価が高すぎること」が61・1%だった。
また「資源の少なさ」、つまり学歴やコネなどがないことも45・8%であった。