市政刷新か継続か うるま市長選きょう投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
(左)支持者らに向かって最後の訴えをする山内末子氏=22日午後、うるま市の江洲仲原交差点 (右)支持者らに向かって最後の訴えをする島袋俊夫氏=22日午後、うるま市の安慶名交差点

 【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選は23日投開票される。無所属新人で前県議の山内末子氏(59)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=は市政刷新を訴え、無所属現職の島袋俊夫氏(64)=自民、公明推薦=は3期目を目指し、支持を呼び掛けている。両候補は22日午後、市内で選挙戦の打ち上げ式を行い、最後の支持を訴えた。

 前回市長選は無投票で、選挙戦は8年ぶり。投票は市内31カ所で午前7時から午後8時まで行われ、午後11時ごろには当落が判明する見通し。

 経済振興や子育て支援、失業率改善などが争点。

 翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力が支援する山内氏と自民、公明両党が推薦する島袋氏による一騎打ちとなっている。1月の宮古島市長選から続く翁長県政と政府与党との“代理戦”の様相も呈し、来年1月の名護市長選や、冬の県知事選の前哨戦とも位置付けられている。

 江洲仲原交差点で打ち上げ式を開いた山内氏は「子どもたちをしっかりと支援していきたい。子どもは宝だ。子どもたちに投資することこそ未来への投資であり、うるま市への投資だ。子どもたちの未来を私に任せてほしい」と訴えた。

 安慶名交差点で打ち上げ式を開いた島袋氏は「市民の行く手には大いなる活気がある素晴らしいうるま市が待っている。市民協働のまちづくり、市の発展のために、活力を生み出すこの流れをもっと前に推し進めていこう」と訴えた。