デイゴス、ナビィータ 初陣快勝 九州女子サッカー1部L


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 女子サッカー九州リーグ1部は22日、東海大福岡高校グラウンドで開幕し、今季参入したヴィクサーレFCナビィータは福岡女学院高校に3-0、琉球デイゴスは東海大付属福岡高校に3-0と、ともに初陣を快勝で飾った。

 23日はナヴィータが東海大付属福岡高校と、デイゴスは福岡女学院高校と同会場で対戦する。

◇ヴィクサーレ 若手が持ち味発揮 玉城先制点で勢い乗る

 九州1部リーグに初挑戦したヴィクサーレ沖縄FCナビィータは、福岡女学院高校に3-0と快勝し、好発進を決めた

 風上に立ったナビィータは積極的に仕掛け続けると前半23分、相手の守備の裏にタイミングよく飛び出した玉城薪瀬がジョバーニャ・カンポスからパスを受けるとGKとの一対一で先制点を決め、勢いに乗った。後半は永石珠璃愛が左サイドから切り込んで追加点。さらに比嘉千尋もミドルシュートで3点目を奪った。

 與座周平監督は「硬さのある初戦で先制し、流れを引き寄せた。玉城をはじめ若い選手が持ち味を発揮した」とたたえた。その玉城は「明日もゴールを決めチームに貢献したい」と気合を入れた。

◇デイゴス 後半一気に決める 見せつけた多彩な攻撃

 昨季6勝1敗、得失点差で2部1位となり、自動昇格を決めた琉球デイゴス。その初参戦となる1部の開幕戦を3-0で快勝した。後半25分から7分間に3点を奪い、一気に試合を決めた。

 ホームグラウンドの東海大付属福岡高校が相手だった。前半はどちらも一歩も引かず、一進一退の攻防が続いた。デイゴスはパスをつなぎシュートまでもっていくが、ゴールポスト上をわずかに外れるなど、惜しいシーンが複数回あった。

 0-0で迎えた後半に、金城恵奈が先制すると、5分後に青島雅、その2分後に山崎江梨香が続いた。スルーパスに反応した金城、ドリブル突破した青島、途中出場でゴールした山崎と、多彩な攻撃で勝利を引き寄せた。