将来の夢、新聞に 那覇市・真地小 児童らが制作


社会
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 子どもたちが将来の夢を新聞にする「夢新聞教室」が23日、那覇市の真地小学校で開かれた。夢新聞沖縄事務局と真地小の読み聞かせサークル「なのはなの会」が共催し、親子ら約30人が参加した。子どもたちは「世界一おいしいケーキ屋さんになった」「オリンピックで金メダルを取った」などの新聞を仕上げ、元気よく発表した。

将来の夢が実現した夢新聞作りに挑戦した子どもたち=23日、那覇市の真地小学校

 教室は琉球新報販売店の店主が講師を務めた。子どもたちは夢が実現した時を想像して絵を描き、記事を書いた。「バスケの世界大会で優勝」と書いた天願ひよりさん(10)=同小5年=は「夢をあらためて考えて頑張ろうと思った」と話した。

 西原販売センター店主で夢新聞沖縄事務局の比嘉康夫会長(56)は親に向けて「子どもが生まれた日を思い出し、夢を描くまで成長したことを振り返ってほしい」と呼び掛けた。参加した上地智子さん(38)は「嫌がっていた子どもが、最後はすごい自信にあふれていて感動した」と述べた。