エンタメ

故郷への思い ギュッと Anly初アルバム

「故郷伊江島や歌に対する思いが詰まった一枚」と話すシンガー・ソングライターのAnly=那覇市の琉球新報社

 伊江島出身のシンガー・ソングライターAnlyが26日、初のアルバム「anly one」(Sony Music Records)を発売する。Anlyは「故郷伊江島や歌に対する思いがたくさん詰まった作品。これまで作ってきた私の思い出もこの一枚に入っている」と話す。

 14曲収録している。「作ってきた歌の中から厳選した14曲を入れた。これでも削った方で、本当はもっと紹介したかった」

 デビュー曲の「太陽に笑え」や「だから」、アニメ主題歌の「カラノココロ」、「FIRE」、スキマスイッチとコラボレーションした「この闇を照らす光のむこうに」などブルース調からロック調、アップテンポな曲まで多彩なジャンルに挑戦し、豊かな音楽性がうかがえる。「Anlyはどういう人なのか、どのような歌を歌っているのか多くの人に紹介したい」

 3月に放送されたテレビ番組「ミュージックステーション」では、スキマスイッチと一緒に「この闇を―」を披露した。爽やかで美しい歌声のAnlyは大きな存在感を放った。

 上京して約1年半、曲作りや価値観などに変化が出てきたという。「上京した当初、東京の人は鋭くて、毎日夢を追い掛けて走っているように見えた。『自分も追いつかなきゃ』って焦っていたけど、最近は慣れてきて楽しめるようになった。曲作りも沖縄にいた時よりリズミカルな歌が多くなった」

 最後のナンバーには故郷伊江島への思いをつづった「Come back」。「伊江島に帰ると島の人たちが『Anly、元気?』って声を掛けてくれる。心優しい地元の人に感謝する気持ちを込めて作った歌」と目を輝かせる。

 6月には初のライブツアー「Anly 1st Live Tour 2017“anly one”」が名古屋、大阪、東京、沖縄で行われる。「初めてバンドを連れてライブをする。沖縄公演では自然体で歌を届けたい」と語った。(金城実倫)

    ◇    ◇

 「anly one」は税抜き2700円。ツアーの沖縄公演は6月18日午後5時から那覇市の桜坂セントラルである。入場料は前売り3500円、当日4000円。問い合わせはピーエムエージェンシー(電話)098(898)1331。