「子どもの立場で 解決策模索する」 那覇家裁新所長に遠藤氏、那覇市出身


社会
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遠藤真澄さん

 那覇家庭裁判所長に24日付で就任した遠藤真澄氏(58)が25日、あいさつのため那覇市の琉球新報社を訪れた。沖縄勤務は2度目。さいたま家庭裁判所判事からの異動。

 遠藤所長は那覇市出身。地元への着任は「とてもうれしい知らせだった」と喜ぶ。「離婚問題などで近年、家庭裁判所の役割には期待が寄せられており、きっちりと応えていきたい」と話す。県内の少年非行問題にも触れ「子どもの立場に立って、より良い解決策を導き出せる体制作りに努めたい」と抱負を語った。