宮里優作、ツアー4勝目 中日クラウンズ 1打差振り切る


この記事を書いた人 平良 正

 男子ゴルフの中日クラウンズ最終日は30日、愛知県名古屋GC和合(6545ヤード、パー70)で行い、首位タイからスタートした宮里優作が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算13アンダーとスコアを伸ばし、栄冠をつかんだ。宮里の優勝は2015年11月のダンロップ・フェニックス以来で、ツアー通算4勝目。優勝賞金2400万円を獲得した。

 宮里はこの大会、初日から安定したプレーをキープした。67、65、67と6位から徐々に順位を上げ、武藤俊憲と並んで首位で最終日を迎えた。この日は、前半で3アンダー、1ボギーとスコアを伸ばすも、後半に伸び悩んだ。最終18番では、前の組で回る谷口徹、藤本佳則と一時スコアが並んだが、バーディーを奪い、1打差で振り切った。

 宮里は「最後のパットは8メートルぐらい。難しいラインでプレーオフも想定した。でもタッチが良く、何とか入ってくれた」と喜んだ。