【中国時報】蔡総統不支持46% 史上2番目の低さ


社会
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 国民党から民進党に政権交代してまもなく1年になる。台湾民意基金が公表した世論調査によると、46%の人が蔡英文総統による国の運営方法に賛同しておらず、史上2番目の低さとなった。

 今回の調査で蔡総統を支持したのは38・6%。支持しない46%を下回った。3月と比べると、支持していない人が3・5ポイント増え、政権発足時の昨年5月と比べると、支持率が31・3%下がったことになる。

 年齢別で見ると、35~64歳で不支持が明らかに支持者を上回っており、若い世代だけが若干、支持している状況である。不支持の原因としては、年金改革や労働法改革など看板となる重大な政策が社会の賛同を得られていないことにある。

 また林全内閣には53・9%が不満を持っていることも明らかになった。