西日本少年サッカー 比屋根FC初優勝


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 サッカーの第27回西日本少年大会は4~6日、大分県の大在東グラウンドなどであり、決勝で比屋根FCが判田SSS(大分)を3-1で下し、出場64チームの頂点に立った。宇栄原FCは3位トーナメントを制した。優秀選手に比屋根FCの花城琳斗、上原琉愛、仲宗根成が選ばれた。花城は10試合で計18得点を挙げた。

◇次につながる内容 走り負けず球際で強さ

 比屋根FCが4回目の西日本大会出場で初優勝を果たした。Jリーグ下部組織などの強豪チームも出場する中、64チームの頂点に立った。花城竜仁監督は「選手の頑張りがあって優勝でき、次につながった」とねぎらった。

 判田SSS(大分)との決勝戦では、前半終了間際に長田誠矢がコーナーキックからの先取点を挙げた。後半には池原颯希がこぼれ球を押し込み、花城琳斗も追加点を奪って3-1で勝利した。

 花城監督は「小柄だが最後まで気持ちを持って、決められるところで決めた」と評価。走り負けせず、球際の強さを見せ、DF陣も体を張って守った。

 新年度に入り、初めての大会での優勝にも花城監督は「満足するのではなく、気を引き締め全国上位を狙えるように成長してほしい」と話す。チームで掲げる全国4強入りに向け、技術の強化を図っていく。