【名護】第24回羽地ダム鯉のぼり祭りが6、7の両日、名護市の羽地ダム湖畔と周辺広場で開催された。雨が降る中、約300匹のこいのぼりが優雅に空を泳ぎ、来場者らはにぎやかな雰囲気を楽しんだ。
会場ではカヌーやウナギのつかみ取り大会、羽地ダム施設の見学などの体験教室も開かれ、訪れた人たちはダムの魅力を満喫した。今回初めて設けたブース「沖縄島の水辺の外来生物展示」では、沖縄にいる外来種のプレコやザリガニなどの実物をが水槽で展示した。飼えなくなったペットが自然に放たれ、生態系に悪影響を与えることを紹介した。
家族4人で訪れた中澤心結(みゆ)ちゃん(4)=北谷町=は親子手作りおもちゃ教室で小さなこいのぼりを作った。こいのぼりを片手に「こいのぼりの色を塗るのが楽しかった。こいのぼりは色がきれいだから好き」とほほ笑んだ。【琉球新報電子版】