【うるま】14日にうるま市石川多目的ドームで開かれた第107回春の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)は、封切り戦に当たるシーの十三番戦から沖縄全島一優勝旗争奪戦となるシーの一番戦まで総勢26頭の猛牛による迫力ある激戦が繰り広げられた。
シーの一番戦・無差別級(体重制限無し)の優勝旗争奪戦は、仲村☆元帥が伊良皆圧送大進撃を13分14秒の熱戦の末に下し、新全島一牛に輝いた。
シーの二番の中量級(体重970キロ以下)の優勝旗争奪戦は、辺士名牛志がタイトル防衛13回を誇る絶対王者、闘将ハヤテを19分26秒の激闘の末に破り、新中量級全島一牛の称号を獲得した。
シーの三番の軽量級(体重850キロ以下)の全島一優勝旗争奪戦は、琉神一輝が古堅モータース迎撃號を強烈な割り技で下し、初防衛を果たした。
▽沖縄全島一牛=仲村☆元帥▽中量級全島一牛=辺士名牛志▽軽量級全島一牛=琉神一輝▽敢闘賞=大志パンダ☆さくら▽ゆかり賞=キズナ無双▽技能賞=壮士郎パンダ
(平川康宏通信員)
※注:仲村☆元帥の☆は○の中に自
※注:辺土名牛志の志は○の中に志