那覇航空測候所は15日午後3時32分に、空港から北に5キロの海上で竜巻が発生しているのを確認した。漏斗状の雲が海面まで接し、11分後の午後3時43分に消滅した。
那覇市天久の琉球新報社でも15日午後3時40分ごろ、北西の沖合で漏斗状の雲を確認した。当時大雨が降っており、分厚い雲の隙間から地上に向けて細長い雲が垂れ下がっていた。
沖縄気象台は午後3時40分に竜巻注意情報を発表し、注意を呼び掛けた。
沖縄気象台がまとめた都道府県別の竜巻発生確認数で、沖縄県は1991~2015年の25年間で134個と全国で最も多かったことが分かっている。