沖縄県のチョウ制定へ 21日、シンポジウム開催


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「県蝶」制定に向け、シンポジウムの参加を呼び掛ける(左から)金城裕太さん、越智讓さん、久保田照子副会長、古堅佐枝子さん=15日、那覇市天久の琉球新報社

 沖縄県の蝶々(ちょうちょう)制定へ県民の関心を高めようと、県の蝶制定県民の会(大城安弘会長)と琉球新報社は21日午後3時から、県立博物館・美術館の講堂で、シンポジウムを開く。久保田照子副会長らが15日に琉球新報社を訪れ、来場を呼び掛けた。入場無料。

 2部制で、第1部は埼玉昆虫談話会会長の江村薫さんが基調講演する。埼玉県は全国で唯一、県蝶を制定しており、制定までの経緯や活動を報告する。第2部は江村さんのほか、沖縄県内の教育や観光関係者らが登壇し、パネルディスカッションを行う。

 来場者には蝶の食草などが無料配布される。問い合わせは琉球新報社読者事業局(電話)098(865)5255。