1991~2015年の25年間で、都道府県別の竜巻発生確認数が沖縄県は134個となり、全国で最も多かったことが24日、分かった。沖縄気象台が発表した。全都道府県で確認された計819個の16・4%を占めている。
沖縄県は北海道の120個、新潟県の61個、高知県の43個などを上回った。
竜巻は、海や平地など風を遮るものがない場所で発生しやすい。海に近い沖縄や離島などの沿岸部、平野が広がる北海道、関東地方などで多く確認されている。
一方で陸域に限った確認数では北海道が最も多く44個、沖縄県が全国2位の43個となっている。
同気象台は「沖縄は太陽からの強い直射日光を受けやすく、そのため竜巻を生む積乱雲が発達しやすい」と原因を分析している。