県教育庁は2016年度から募集を始めた県外大学進学者を対象にした給付型奨学金制度で、今春東京大や京都大など20校に進学した25人に奨学金の給付を始めたことを18日の県教育委員会の定例会で報告した。
奨学金制度では、大学進学後に授業料や生活費の実費、月額最大7万円を支給するほか、入学前に入学金などの実費最大30万円の支給がある。17年度も6月以降、高校などを通し応募を受け付ける。募集人数は16年度と同じ25人の予定だ。
定例会で、報告を受けた委員からは「募集人数を増やしてほしい」などの意見が出た。