4月有効求人倍率、過去最高の1・12倍 7カ月連続1倍超


この記事を書いた人 松永 勝利

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が30日に発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は月間有効求人数が増えたことにより、前月より0・11ポイント増の1・12倍で、過去最高を更新した。7カ月連続で1倍を超え、全国最下位の47位から45位に上がった。県統計課の発表によると、完全失業率(原数値)は前年同月比2・1ポイント減の3・8%となった。
 待鳥局長は「人材確保の厳しい状況が続いている。長時間労働の抑制や働き環境の改善などにより定着率の向上が図れる」と話した。【琉球新報電子版】