離島体験に出発 豊見城市立上田小


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 沖縄県内離島の重要性や魅力を本島児童に知ってもらう県の事業「沖縄離島体験交流促進事業」の第一陣となる豊見城市立上田小学校(崎原貴子校長)で31日、出発式が開かれた。5年生123人が伊良部島での2泊3日の体験学習へ出発するのを前に「周りの人々に感謝し、最高の体験学習にする」と誓った。

「周りの人々に感謝し、最高の体験学習にする」と元気よく宣言する児童ら=31日午前、豊見城市立上田小学校

 同事業で11月までに53校、約3700人の本島児童が離島を訪れる予定だ。

 県企画部の儀間秀樹企画調整統括監は「伊良部島のことを学び、大好きになって帰ってきてほしい」と呼び掛けた。児童代表の浦田丈斗君(10)は「民泊やサバニクルーズなど普段、体験できないことをする。3日間楽しく過ごして、いい思い出をつくりましょう」とあいさつした。
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