日本一早い新米です 石垣で販売始まる


この記事を書いた人 志良堂 仁
新米をおいしそうに?張る子どもたち=8日、石垣市新栄町のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

 【八重山】JAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で8日、日本一早い八重山産ひとめぼれの新米販売が始まり、石垣島と竹富町西表島で収穫された新米が店頭に並んだ。本島では17日から販売が開始される。

 ゆらてぃく市場では11日まで新米販売開始のキャンペーンを実施し、通常よりも120~150円安い3キロ1200円、5キロ1980円で販売する。期間中に5キロ以上を購入した人を対象に、米1年分が2人に当たる抽選会も行う。
 1月末から田植えが始まった一期米の収穫は5月末から始まっており、7日までに70トンを収穫した。収穫は7月中旬まで続き、今期の収穫量は930トンを見込む。
 新米を購入した小成初さん(76)は「本島から娘と息子が帰省するので、石垣の米を食べさせたいと思い購入した。八重山の新米は甘くて香りも良いので、いつも早めに買いに来ている」と笑顔で話した。【琉球新報電子版】