「世界一強い男が浦添市から」 比嘉大吾選手に市民栄誉賞


この記事を書いた人 松永 勝利
多くの市民から歓迎を受けて笑顔を見せる比嘉大吾選手(中央)=9日午後2時すぎ、浦添市役所の1階ロビー

 【浦添】浦添市は9日午後、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級の新王者となった市出身の比嘉大吾選手(21)に市民栄誉賞を授与した。市役所1階ロビーで開かれた祝賀式で表彰を受けた比嘉選手は「浦添市で生まれたことを誇りに思い、浦添、沖縄の名を世界に広めていきたい」と述べ、さらなる飛躍を誓った。
 比嘉選手を一目見ようと多くの市民が詰め掛け、拍手と歓声で出迎えた。
 松本哲治市長は「世界で一番強い男が浦添市から誕生した。多くの県民に希望と勇気を与えてくれた」とたたえた。
 浦添市民栄誉賞は2011年に設けられた。昨年のリオデジャネイロパラリンピックでウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表として銅メダルを獲得した仲里進選手=市出身=に続いて2人目の受賞となった。【琉球新報電子版】