父の日に“ちち”で乾杯 沖縄県酪農協、消費拡大でPR


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父の日にちなみ牛乳(ちち)で乾杯する浦崎唯昭副知事(中央奥)と関係者ら=9日、県庁

 18日の「父の日」に合わせ、県酪農青年女性部連絡協議会(神谷翔平会長)は9日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね「父の日には牛乳(ちち)を贈ろう!」と銘打った県産牛乳の消費拡大キャンペーンをアピールした。出席者が牛乳で乾杯したほか、牛乳で作られたゼリーも振る舞われた。

 牛乳は血糖値を抑え、太りにくく、リラックス効果が期待できることから、牛乳・乳製品の消費を習慣化してもらおうと企画した。

 浦崎副知事は「健康維持に欠かせない上に酪農振興につながる」と消費拡大へ期待を込めた。

 神谷会長らは、酪農家が購入する北海道産乳牛が値上がりし、収入を圧迫する現状があることから「対処してほしい」と県の協力を求めた。

 県民1人当たりの年間牛乳消費量は2016年に20.3リットルとなり、過去最低を更新した。