沖縄食材でAKB歓迎 県内飲食店で企画進む


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ユインチホテル南城が用意したスイーツ=14日、南城市

 17日に豊見城市で開かれるAKB48の選抜総選挙を前に、県内の飲食店ではAKBメンバーや、観覧に訪れるファンを歓迎する企画が急ピッチで進んでいる。県が県産品を使った店を認定している「おきなわ食材の店」の一部店舗では、AKBにちなんだスイーツなど特別メニューを提供して「沖縄食材をPRしたい」と意気込んでいる。

 南城市のユインチホテル南城のレストラン・サンピアは、「A(甘い)」「K(かわいい)」「B(美味)」の語呂合わせをテーマにしたガトーショコラやイチジクのタルトなど6種類を提供する。17日から30日までの期間限定で、マンゴーやパッションフルーツ、イチジクも県産品を使うこだわりの一品だ。ガトーショコラ、イチジクのタルト、シフォンケーキは16日にAKBメンバーに贈呈する予定だ。

 久山志信総支配人は「AKBメンバーには発信力がある。地元食材を食べて話題にしてもらえれば、観光の底上げにもなる」と期待した。

 ファストフード店のジェフは17日まで県内4店舗で、揚げパン、から揚げ、チーズバーガーのセットをAKB48にちなみ480円で提供する。与那原店の仲田雄吾店長は「沖縄ならではの味を味わってほしい」と呼び掛けた。

 シークヮーサー消費推進協議会、県農林水産物販売促進協議会なども、16日にAKBメンバーにシークヮーサー飲料480本と加工品を提供するほか、17日の本番には会場に出店して販促キャンペーンを行う。

AKB48総選挙を記念したスイーツをPRするユインチホテル南城の(左から)秋吉実総料理長、久山志信総支配人、高橋俊博マネジャー=14日、南城市