沖縄明治乳業(浦添市)はこのほど、アイスバーの新商品「ドラゴンフルーツ&アップル味のぴんくいばぁ」を発売した。沖縄工業高生活情報科との初めてのコラボ企画。鮮やかなピンクとチョコレートパフの「種」でドラゴンフルーツを模した見た目に「ピンクい」という沖縄独特の言い回しの商品名で南国感を盛り込んだ。
3月に卒業した生活情報科22期生の大嶺華蓮さん、大城モアさん、新里まどかさん、上原みなみさん、阿波連帆(はんな)さんが在学中の昨年6月から、沖縄明治の担当者と開発に取り組んできた。
サトウキビなど沖縄に関係した素材の商品化を探る中、「ドラゴンフルーツのアイスは見たことがない。加工品にして1年中食べられるといい」という大嶺さんの提案を採用した。試作を重ねてドラゴンフルーツ果汁と相性の良いリンゴ味を組み合わせ、さっぱりとした甘さに仕立てた。
大嶺さんは「おいしくてリピートしたくなる味になった」と笑顔で語った。希望小売価格は90円(税別)。包装には生徒5人の写真も紹介されている。