AKB48総選挙、PVに1500人歓喜 豊見城・豊崎


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
お目当てのAKBグループメンバーの順位に一喜一憂するファンら=豊見城市の豊崎美らSUNビーチ特設テント

 【豊見城】アイドルグループ「AKB48」の次のシングル曲を歌うメンバーをファン投票で決める「選抜総選挙」の開票イベントが17日、豊見城市立中央公民館で開かれ、福岡のHKT48に所属する指原莉乃さん(24)が3年連続4度目の1位となった。2位はAKBの渡辺麻友さん(23)、3位は名古屋のSKE48の松井珠理奈さん(20)だった。

 悪天候で屋外イベントが中止となった「選抜総選挙」だったが、豊崎美らSUNビーチでは急きょ、開票チケットを持つファンのためにテントでのパブリックビューイングが用意された。年に一度のビッグイベントを楽しみにしていたファン約1500人が詰め掛け、メンバーの名前が発表されるたびに息をのむ人や、歓喜の涙を流す人もいた。モニター越しでも会場はファンの熱気に包まれた。

 指原さんの3連覇が決まった瞬間、両手で顔を覆った長谷(はせ)菜摘さん(18)=大阪府=は「ファンだからとてもうれしい。でも渡辺さんの引退は悲しい」と話した。県出身の宮里莉羅さんを応援しに来たと話したのは西原町から来た女性(40)。「なかなか見られないイベント。パブリックビューイングするこちらの様子はメンバーに伝わったかな」と語り、少し悔しそうな表情を見せた。

 チーム8に所属する宮里さんは今回、ランクインできなかったが「今日からが本当のスタートだと思って、沖縄のアイドルといえば宮里莉羅と言われるくらいの知名度を付けて、来年また総選挙が開催されるなら挑みたい」とのコメントを寄せた。