【中国時報】「深夜食堂」の中国版に酷評 視聴者、配役などに不満


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 日本の漫画を原作とし、日本のみならず台湾、韓国で人気を博したドラマ「深夜食堂」が台湾と大陸の共同制作でリメークされ、放映された。

 主人公の食堂のマスターには、大陸と台湾で有名な癒やし系(暖男)の若い中国人俳優を起用した。だが、暗い過去を持つ寡黙な原作のイメージとは程遠く、ドラマに対するコメントでは「最もイメージから遠い男」と批判されている。

 日本のオリジナルは、お茶漬けなど日本の食堂のイメージで作られているが、中国版のリメークでは日本料理が出てきたと思えば、中華料理が出てきたりと、ちぐはぐなことや広告の多さも批判の的になっており、87%の視聴者が星一つの最低評価を下している。こうした酷評を受け、台湾人の蔡岳勲監督がおわびする事態に発展している。