【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、新たな道路建設が始まった辺野古崎の南側の米軍キャンプ・シュワブ沿岸では27日午前11時ごろ、ダンプカーが次々と砕石を運び入れ、陸上に積み上げた。市民は抗議船4隻とカヌー9艇で抗議した。「違法工事やめろ」「海をころすな」などと声を上げた。
シュワブのゲート前では市民ら約100人が座り込んでおり「違法工事中止せよ」などのプラカードを掲げて抗議した。西原町在住の山田親幸さん(82)は「戦争の時、ちょうど小学校5年生だった。いろんなつらい思いがあった。戦争は2度とあってはいけない。辺野古新基地の建設も絶対反対だ」と訴えた。【琉球新報電子版】